2017-05-16 第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第16号
○政府参考人(堀江裕君) 検証・検討チームが把握した事実関係によりますと、容疑者の措置診察は二名の精神保健指定医が行っており、そのうちの一名は、主たる精神障害を大麻精神病、従たる精神障害を非社会性パーソナリティー障害と診断してございまして、もう一人の精神保健指定医は、主たる精神障害を妄想性障害、従たる精神障害を薬物性精神病性障害と、こう診断してございます。
○政府参考人(堀江裕君) 検証・検討チームが把握した事実関係によりますと、容疑者の措置診察は二名の精神保健指定医が行っており、そのうちの一名は、主たる精神障害を大麻精神病、従たる精神障害を非社会性パーソナリティー障害と診断してございまして、もう一人の精神保健指定医は、主たる精神障害を妄想性障害、従たる精神障害を薬物性精神病性障害と、こう診断してございます。
躁病、大麻精神病、非社会性パーソナリティー障害、妄想性障害、薬物性精神病性障害、抑うつ状態、躁うつ病の疑いと、これだけ出てきているわけであります。 今日は時間がなくて指摘はさせていただきませんでしたが、急性期医療が非常に増えてきているという状況もある中で、向精神薬を始めとする薬剤の使われ方についてもかなり指摘がされているわけであります。
大臣、実際に釈放されて、四十八年間、日々死刑の執行におびえながら、袴田さんがどれほど精神的な苦痛を受けてきたか、その中で、医師の診断によれば妄想性障害という、こうした症状に陥っていったか、その有様がどれだけ苦悩に満ちているかというのは、今もう全国民の前に明らかなんですよね。
また、人格障害の中には、妄想性人格障害ないし分裂病質人格障害など、精神病と鑑別が著しく困難な例もあるのもまた事実であります。 しかし、精神保健福祉法の第五条において、「「精神障害者」とは、精神分裂病、精神作用物質による急性中毒又はその依存症、知的障害、精神病質その他の精神疾患を有する者」と規定されており、委員御指摘のとおり、精神病質、すなわち人格障害も精神医療の対象としているものであります。
自分が人に噂される、迫害される、附け狙われる、ことごとに意地悪をされるような妄想性の幻覚が何事によらず起つて来るようになるのであります。この幻覚や妄想を起す数が一番多いのでありますが、その外に譫妄型といいまして意識が鈍くなり、いろいろな幻覚が出没し、興奮してめちやくちやなことをやつてのける状態に陥ることがあるのです。これは直ぐに治りますが、反復して来る場合が多いのであります。